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■bt-a02413　Lion Coffee リトルレッドライディングフードペーパードール4セット

オレゴン州のトレドの町で1864年に創設されたLion Coffee(ライオンコーヒー)社が、おそらく1890年代に販売促進用に制作した厚紙製のリトルレッドライディングフードペーパードール4セットです。ライオンコーヒー社は1870年代頃から焙煎したコーヒー豆を袋詰めにして販売していたようですが、おそらくアメリカで最も歴史のあるコーヒー会社のようです。また、購入者にはトレーディングカードやホリデーグリーティングカードやペーパードールなどもおまけとして付けていたようです。こちらは超レアなLittle Red Riding Hood(リトルレッドライディングフード/赤ずきんちゃん)の楽しいお話のペーパードールの4個セットで、きれいなお花を持った水色のエプロンドレスを着たリトルレッドライディングフードのペーパードール、レッドライディングフード、悪いオオカミ、おばあさんが寝ているベッドが付属していてイラストのクオリティーが高くてオシャレで可愛くてとてもいい感じです。本体には全て切り込みがあるので赤ずきんちゃんのドールはレッドライディングフードを着たり脱いだりすることができます。また、赤ずきんちゃんはおばあさんのベッドにいっしょに入ることができます。また、悪いオオカミはおばあさんに変装してベッドに入ることができるので色々な場面が作れてとても凝った作りです。本体の裏面にはLion CoffeeのロゴとGives Strength for the Labors of the Day.(今日の労働のための力を与えます。)などの広告とリトルレッドライディングフードのストーリーが書かれています。お話は「リトルレッドライディングフードは晴れた日も嵐の日もおばあさんに会いに行くときはいつもスカーレットのフードを着ていました。しかし、悪いオオカミが彼女を見つけて側に近づいていっしょに歩きました。オオカミはクンクンと匂いを嗅いでお腹の空いた目をクルクルと回しました。オオカミはコテージに早く来ておばあさんを食べてしまいました。そして、リトルレッドライディングフードを待ちました。しかし、彼女が助けを求めて叫んだのを猟師が聞きつけてナイフを持って駆けつけました。そして、オオカミは血を流して死にました。このようにして猟師は可愛いリトルレッドライディングフードの命を救いました。」と書かれているようです。レッドライディングフードはフランス人のCharles Perrault(シャルル・ペロー)が1697年に出版した「ペロー童話集」の中にありますが、1812年頃にドイツ人のグリム兄弟がチャイルド達のために可愛くリメイクして有名になったようです。ペーパードールセットを見ているだけでレッドライディングフードの可愛い世界に引きずり込まれてしまいそうな超レアな価値ある一品です。

■コンディション

イラストの発色が良くとてもきれいです。写真のようにオオカミの向かって左耳の下の3ミリ位の破れが裏からクラフト紙できれいにリペアされています。その他、多少の傷みや小さな折れや汚れなどありますが破れはなく古いものにしてはとても状態が良くきれいで、Good Conditionです。

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