マサチューセッツ州のボストン郊外のパットナムビルの町で1857年にWilliam Dougherty(ウィリアム・ドハティ)が創設したIdeal(アイデアル)社が、おそらく1900年代に製造した革製のピンクヴィクトリアン・ベビーハイトップシューズです。こちらは超激レアな革製のベビー用の小さなサイズのピンクのハイトップシューズで、本体の外側にはおそらくミルクガラスで作られた丸いホワイトのボタンが縦に3個付けられていますが、ヴィクトリア朝の装飾的な華やかなデザインとピンクの本体とホワイトのボタンの色合いがオシャレで可愛くてとてもいい感じです。また、アウターソール部分はブラウンの革で作られていてとても凝った作りです。また、シューズの内側にはIdeal 10452の表示があります。当時としても高級なベビーハイトップシューズのようですが、おそらくブルジョワの家庭のベビーのファーストシューズとして作られたもののようです。また、ベビーハイトップシューズはホワイトとブラックのものが多いですが、ピンクのベビーハイトップシューズは大変珍しくてやはり超激レアですね。小さくて可愛いピンクのヴィクトリアンベビーハイトップシューズは見ているだけで気持ちが優しく癒されてしまいそうな大変素晴らしい価値ある一品です。

ピンクの革に少し色褪せがありますがきれいです。ボタンに欠けやヒビはなくとてもきれいです。その他、少し傷みや汚れなどがありますがほつれや破れはなく古いものにしてはとても状態が良くきれいで、Good Conditionです。