■bt-a02729 Chiltern Hugmee チルターンハグミー・ゴールデンモヘア・ベビーテディベア
1908年にロンドンの郊外のチェシャムの町のベリンドンロードでジョセフ・アイゼンマンが創設したChiltern Toys(チルターントイズ)社が、おそらく1940年代の終わり頃に製造したぬいぐるみのチルターンハグミー・ゴールデンモヘア・ベビーテディベアです。Teddy Bear(テディベア)は、1902年にアメリカのルーズベルト大統領がベアハンティングで傷を負ったベアを逃がしてやったことが評判になったことで、ニューヨークの玩具店がドイツから輸入したベアのぬいぐるみにルーズベルト大統領愛称のTeddy(テディ)のネームを付けて売り出したのがテディベアの始まりのようですが、世界で最初にベアのぬいぐるみを製作したのはドイツのシュタイフ社のようです。シュタイフ社はおそらく1900年頃からベアのぬいぐるみの製造をは始めていますが、この当時はイギリスではテディベアの製造はまだされていなくテディベアはドイツから輸入していたようです。しかし、1914年に第一次世界大戦が勃発するとテディベアの輸入ができなりテディベアはイギリスで独自に製造されるようになったようです。しかし、戦時中でモヘアなどの材料が不足していたのでイギリス製のテディベアはモヘアの生地の使用をどんどん少なくして製造していったので鼻スジが短いフラットフェイスのテディベアが特徴となったようですが、チルターントイズ社は1915年からテディベアを製造を始めたようです。こちらは大変レアなお花模様の白いレースのリボンを首に結んだおそらくチルターントイズ社で最も人気の高いChiltern Hugmee(チルターンハグミー)という商品名のゴールドの高級なモヘアで作られたまだベビーのテディベアで、つぶらなブラックと琥珀色のチャイルド達に安全なセーフティーアイ(プラスチックの目)とブラックの糸でステッチされた四角いお鼻の下のお口で優しく微笑んでいるような表情が可愛くてとてもいい感じです。頭と胴体は固定で胴体と前脚と後脚がジョイントされているのでいろんなポーズが付けれますが、体の中は全てカポック(パンヤノキの綿毛)が詰められているようなので押すと柔らかな感触があります。また、ジョイント部分には丸い木か板紙が取り付けられていてとてもしっかりとした作りです。また、前足と後ろ足にはブラウンのオイルクロスのパッドが縫い付けられていますが、このパッドもチルターントイズ社の特徴のようです。また、材料が不足していた時代なので爪の刺繍は元から付けられていません。また、布地のタグはありませんがタグは1950年代の中頃から付けられるようになりこの時代のテディベアは厚紙製のハングタグが付けられていたようです。イングランドから遥々やって来たまだ小ちゃなベビーのテディベアですが、一度会ったらもう何処へも帰したくなくなってしまいそうなテディベアコレクションに最高に可愛い一品です。
写真のようにモヘアに少し抜けた部分がありますがとてもきれいです。セーフティーアイにキズや欠けはなく大変きれいです。お鼻とお口の刺繍に僅かな傷みがありますが切れはなく大変きれいです。ジョイントに壊れはありません。オイルクロスのパッドに少し擦れからの表面の剥がれがありますが、ほつれや破れはなくきれいです。レースのリボンに多少の傷みがありますがとてもきれいです。その他、多少の傷みや汚れなどありますがほつれや破れはなくオールドテディベアの貫禄があってとても状態が良くきれいで、Good Conditionです。
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