フランスでおそらく1930年代から1940年代の終わり頃にオーガンジーと木綿とレーヨンと紙とシーレ(ワックス)などで作られたブーケ&クローヌ・ドゥ・フルールアンサンブルです。こちらは大変レアなおそらくマリアージュ(結婚式)のフィーユ(少女)のお飾り用に制作されたBouquet(ブーケ/花束)とCouronne de Fleur(クローヌ・ドゥ・フルール/花の王冠)のアンサンブル(セット)で、ブーケの淡いヴェールムース(モスグリーン)の紙が巻かれたヴィス(ワイヤー)には、エクリュ(生成り)のオーガンジーの生地で作られたローズのお花とエクリュの木綿の生地で作られた中央に可愛いジョーヌ(イエロー)のフルールペップ(フラワーペップ)が付けられジャスマン(ジャスミン)の小花とジョーヌとベージュのシーレ(ワックス)で作られたお花と棉とシーレで作られたブランシュ(ホワイト)の蕾とレーヨンの葉のあるミルト(銀梅花)のお花のブーケがエクリュのドンテル(レース)のリュバン(リボン)で結ばれています。また、クローヌ・ドゥ・フルールのジョーヌヴェール(黄緑)の糸が巻かれたヴィスにはおそらくブランシュのシーレで作られたミルトの小さな蕾が沢山付けられています。また、淡いロゼブラン(ピンクブラウン)の紙が巻かれたヴィスにはおそらくシーレで作られたジョーヌヴェールとブランの色合いのオランジュ(オレンジ)の蕾が付けられています。また、シーレで作られたお花と蕾とシーレが塗られた紙の葉も付けられたロゼブランのローズお花も付けられていますが、どちらもエレガントでオシャレで可愛くてとてもいい感じです。このままドンテルなどといっしょに飾っても素敵ですが、フランスのジュモーやドイツのアルマン・マルセイユやシモン&ハルビッヒなどの大きなビスキュイプーベ(ビスクドール)用のお飾りに作り変えても楽しいとても素敵な一品です。

ブーケとクローヌ・ドゥ・フルールに多少の色焼けや色褪せがありますがとてもきれいです。その他、多少の傷みやシーレの剥がれや汚れなどがありますが壊れはなくとても状態が良くきれいで、Good Conditionです。