ドイツでおそらく1920年代から1950年代頃に製造された木材とアルミとメタルと布地と厚紙で製作されたプッペンキュッヒェントゥッシュ&キュッヒェンヘルファーゼッツです。ヨーロッパのプッペンシュトゥーベン(ドールハウス)の歴史はとても古いようですが、特に木材の豊富なドイツではプッペンシュトゥーベンやプッペ(ドール)用のメベール(家具)などは製作技術が大変高かったのでとても人気があったようです。こちらは超レアなプッペンキュッヒェ(ドールキッチン)用に無垢材と合板で製作されたエルフェンバイン(アイボリー)に塗装されたKuchentisch(キュッヒェントゥッシュ/キッチンテーブル)とKuchenhelfer(キュッヒェヘルファー/キッチンツール)のゼッツ(セット)で、おそらく1920年代に製作された四角いフォルムのキュッヒェントゥッシュの正面には木製の丸い取っ手の付いた大きな引き出しがあります。また、キュッヒェントゥッシュの上にはドイツの大きな丸いブロート(パン)を保存するためのアルミ製のブロートカステン(ブレッドボックス)、茹でた野菜などのこし器、大きなフタ付きの両手トプフ(鍋)、大きなブラートプファンネ(フライパン)、フタの付いた片手トプフ、Birkel(ビルケル)のパスタの紙箱が置かれていますが、引き出しにはヴァイス(ホワイト)の生地にエンジの糸でAが刺繍されたキュッヒェントゥーホ(キッチンタオル)が入れられていてオシャレで可愛くてとてもいい感じです。また、床には左からアルミ製のアイマー(バケツ)、真鍮の持ち手が付いたメタル製のヴァームフラッシェ(湯たんぽ)、アルミ製のクルーク(水差し)、ケーズ(チーズ)おろし器、テラー(プレート)が2枚、フタの付いた二段の蒸し器、グーゲルフップフ(クグロフ)の焼き菓子の型、タブレット(バット)、木製の持ち手の付いた計量用のベッヒャー(カップ)が置かれていとても素敵です。また、こんなに沢山のキュッヒェヘルファーが揃っているのはとても珍しくてやはり超レアですね。また、どれを見ても手抜きのない素晴らしい作りでうっとりと長い間見とれてしまいキンダー(チャイルド)だった頃の楽しい思い出が蘇ってきそうです。母から娘へと代々受け継がれてきた素晴らしいプッペンキュッヒェントゥッシュとキュッヒェンヘルファーのゼッツはこれからも大切にしていきたい超レアな最高に価値ある一品です。(猫と少女人形は付属しません)

キュッヒェントゥッシュに少し塗装の剥がれや傷みがありますが欠けや割れはなくきれいです。アルミ製のキュッヒェヘルファーに多少の傷みとメタル製品のヴァームフラッシェに多少のサビがありますがとてもきれいです。紙箱に僅かな汚れがありますが破れや壊れはなくとてもきれいです。その他、多少の傷みや汚れなどありますが壊れはなくとても状態が良くきれいで、Good Conditionです。