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■br-a01413 Hoffmann ホフマンアミドン・オゥ・シャ・ボアボワット
パリから北へ160kmほど行ったベルギーとの国境に近いノール県のマルコワンの町にあるHoffmann(ホフマン)社が、おそらく1890年代に製造したアミドン(デンプン)が入っていた真鍮とボア(木)製のホフマンアミドン・オゥ・シャ・ボアボワットです。ホフマン社はドイツのバルト・サルツフレンの町で1850年に創設されようですが、工場はフランスやイギリスにもあったようです。こちらは大変レアな無垢材で作られた真鍮のヒンジでフタが開閉するアミドン製品を入れるためのボワット(ボックス)で、フタには四隅が四角形にデザインされた飾り罫の中に前足を舐めているシャ(猫)のイラストが焼印でデザインされていますが、本体の正面と背面と両側面にもシャのイラストが焼印されていてオシャレで可愛くてとてもいい感じです。また、フタと本体には真鍮の留め金が付けられているのもいいですね。また、正面のリユバン(リボン)のイラストの焼印中にはDiplome d'Honneur(名誉ある資格)、背面のリユバンのイラストの焼印中にはAmidon "au Chat"(アミドン・オゥ・シャ/猫のデンプン)と書かれているようです。また、1900年代に製造されたこちらと同じシャ・ボアボワットのフタの裏面には、シャのイラストとAcheteurs d'Amidon(デンプンのバイヤー) Exigez La marque de fabrique "Le Chat" et le nom Hoffmann(猫の商標とホフマンの名称が不可欠です) Diplome d'Honneur(名誉ある資格)の焼印がありますが、こちらは古いものなのでフタの裏面の焼印はありません。ホフマン社の製品はリ(ライス)から作るアミドンのようですが、当時はとても大きな工場を持っていたようです。アミドンは料理やお菓子作りに欠かせない食品ですが、当時は白色の無味無臭の粒子が細かく付着力や吸収力が強い粉末のアミドンは粉おしろいとしても使われていたようなので驚いてしまいます。アンティーク雑貨の収納にとても便利ですが、シャのイラストに気持ちが優しく癒されてしまいそうな大変価値ある素晴らしい一品です。
シャのイラストと飴色になった木肌がとてもきれいです。フタの留め金とヒンジに壊れはありません。写真のように古いものなので乾燥からの自然にできた割れが多少ありますが強度には全く問題ありません。フタの背面に古い時代の虫食いの穴が一箇所ありますが、穴は虫の幼虫が成虫になって出て行ったという証で中に虫はいないようです。その他、少し傷みや汚れどありますが箱に壊れはなく古いものにしては大変状態が良くきれいで、Good Conditionです。
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