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■br-a01551 Legras & Cie ブランシュミュゲ・ルグラカラフェ
パリでおそらく1880年代にFrancois Theodore Legras(フランソワ・テオドール・ルグラ)が創設したLegras & Cie(ルグラ社)が、おそらく1900年代に製造したガラス製のブランシュミュゲ・ルグラカラフェです。1839年生まれのフランソワ・テオドール・ルグラは、アールヌーヴォーの優れたEmile Galle(エミール・ガレ)の作品の影響を受けて素晴らしい装飾ガラス製品の制作をしていますが、ルグラ社は一般向けの普段使いのガラス製品も製造していたようです。こちらは超レアなおそらくフランスやヨーロッパの各地で昔から愛飲されてきた食後の消化を助けるエルブ(ハーブ)などのリキュールを飲むために製造された半球体のフタと持ち手のある長い首と丸底のCarafe(カラフェ/デカンター)で、フタの下部と本体の注ぎ口の内側は密着しないように磨りガラスに加工されていてとても凝った作りです。また、注ぎ口は花びらのように作られているのも可愛いですね。また、本体にはエマイユ(ホウロウ)釉薬の立体的なルリエフ(レリーフ)で細部まで描かれた可憐なブランシュ(ホワイト)のMuguet(ミュゲ/スズラン)のお花がデザインされていてエレガントでオシャレでとても可愛くていい感じです。また、ヴェール(グリーン)の葉もとても上手く描かれていてクオリティーの高い作りです。また、ミュゲの背景の葉や枝がオール(ゴールド)で彩色されているのも遠近感があって素敵ですが、フタと注ぎ口にもオールで彩色されているのもオシャレです。また、こちらは大量生産で使用する金型を使った製法で作られたものではなくて、職人が一つ一つ窯の中で溶けたガラスをパイプの先に付けて口で吹きながら手作りする吹きガラス製法で作られているのでとても素晴らしい作りです。また、琥珀色のリキュールを入れると可憐なブランシュミュゲがさらに浮き上がりロマンチックな気分にさせてくれそうですが、同じミュゲのお花がデザインされたプティヴェール(小さなグラス)といっしょに使うともっとオシャレですね。16世紀のシャルル9世の頃からフランスではミュゲのお花を贈る習慣があるようですが、ミュゲはフランスでは幸福を呼ぶ花と言われているからなのですね。このまま飾るだけで素敵ですが、エレガントなミュゲのお花を見ているだけで幸せな気分にさせてくれそうなオシャレで可愛いブランシュミュゲ・ルグラカラフェです。
写真のように持ち手の上部の付け根部分に縦10ミリ横5ミリ位の欠けとヒビがありますが、花びらのような注ぎ口の内側なので指にほとんど触れません。欠けとヒビがあるので実用品ではなくお飾り用です。釉薬で描かれたミュゲの花の発色が良く剥がれはなくとてもきれいです。その他、多少のキズや汚れなどありますが欠けやヒビはなく割と状態が良くきれいで、Good Conditionです。
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