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■br-a01552 Poupee Chaise Longue ロココブランボア&ボルドーヴルール・ブーペシェーズロング
フランスでおそらく1880年代にボア(木材)とヴルール(ベルベット)で製作されたロココブランボア&ボルドーヴルール・ブーペシェーズロングです。こちらは超激レアなメゾン・ドゥ・プーペ(ドールハウス)のブドワール(淑女の私室)用に無垢材で作られてブラン(ブラウン)に塗装された貴婦人達が横たわるためのプーペ(ドール)用のChaise Longue(シェーズロング/長椅子)で、本体の変則的なフォルムの背もたれの上部と正面の脚の部分は18世紀の優雅なロココ調のアラベスク模様の細部まで手の込んだ細工のルリエフ(レリーフ)でデザインされていてエレガントでオシャレでとてもいい感じです。また、本体の背もたれと座面部分のクッサン(クッション)にはボルドー(エンジ)色のヴルール(ベルベット)の生地が張られているのも素敵ですがとても凝った作りです。また、本体の向かって左側の肘掛のクッサンが斜めに上がっているのでこちらを頭にして横たわりますが、欧米では靴を履いたまま横たわるので向かって右側には肘掛は元からありません。また、向かって左側の肘掛の丸い先端と向かって左側の脚の先端の欠損が、おそらく当時の玩具職人の手でほとんど修理されていることが分からないくらいに大変きれいに修理されています。おそらく裕福な家庭のフィーユ(少女)が壊してしまったようですが、当時はメゾン・ドゥ・プーペを製作する工房の玩具職人達が沢山いたのできれいに修理してもらったのでしょうね。また、その後に背面の二本の脚が折れれたようですが、今度はペール(パパ)がしっかりとしたもう折れない太い脚を付けて修理してくれたようです。身長が8センチから14センチ位のミニョネットを横たわらせることができるので横たわらせて飾るとまるでロココを代表するフランスの画家のフランソワ・ブーシェの「ソファーに横たわる裸婦」のような雰囲気が漂いとてもオシャレです。木材の豊富なフランスやドイツでは昔からメゾン・ドゥ・プーペが多く作られて来ていますが、メゾン・ドゥ・プーペ用の家具の中でもこちらのシェーズロングは大変珍しくてやはり超激レアですね。ミニョネットといっしょに飾ると見ているだけでどんどんとメゾン・ドゥ・プーペの世界に引きずり込まれてしまいそうな大変可愛いロココブランボア&ボルドーヴルール・ブーペシェーズロングです。(ミニョネットは付属しません)
ロココ調の手の込んだ細工がとてもきれいです。写真のように向かって左側の肘掛の丸い先端と向かって左側の脚の先端の欠損がおそらく玩具職人の手で大変きれいに修理されています。また、背面の二本の脚も修理されています。ヴルールの生地に擦り切れからの小さな破れが一箇所ありますがとてもきれいです。化粧紙に多少の小さな破れがあります。その他、多少の傷みや汚れなどありますが欠けや壊れはなくとても状態が良くきれいで、Good Conditionです。
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