ドイツでおそらく1930年代にポルツェラン(ビスク/磁器)とホルツ(木)で製作されたクライネスメートヒェンポルツェランプッペ&フェアートショーケルゼッツです。ポルツェランの製品は18世紀の初頭にドイツのマイセンが独自の磁器の製造に成功して有名です。こちらは大変レアなクライネスメートヒェン(小さな少女)のプッペ(ドール)とフェアートショーケル(お馬のブランコ)のゼッツ(セット)で、ブロンドハール(ブロンドヘア)にエルフェンバイン(アイボリー)のバント(リボン)を結んでエルフェンバインのシュピッツェ(レース)の襟の付いたグリュン(グリーン)とヴァイス(ホワイト)の水玉模様のクライト(ワンピース)を着たポルツェランで作られたクライネスメートヒェンプッペは、つぶらな青い瞳と赤い小さなお口ではにかんだように微笑んでいる姿が可愛くてとてもいい感じです。また、クライトの下には生成りのショーツを履いていて足には彩色されたゲルバーオーカー(イエローオーカー)のシューエ(シューズ)を履いているのも可愛いですね。また、胴体と腕と脚がジョイントされていてるので色々なポーズが楽しめます。おそらく背中に製造メーカーかGermanyのエンボスがあるかもしれませんが、服を脱がすことができないのでメーカーについての詳しいことはよく分かりませんが、とても丁寧でしっかりとした作りなのでドイツの技術の高いメーカーが製造したプッペのようです。また、ホルツで作られたロート(レッド)とエルフェンバインに塗装されたフェアートショーケルは、ゆらゆらと揺れてクライネスメートヒェンポルツェランプッペを乗せて揺らしてあげるととても可愛くて楽しそうですね。見ているだけで当時のドイツのキンダー(チャイルド)達が楽しく遊んでいる姿が想像できそうな可愛くて大変素晴らしい一品です。

メートヒェンプッペのポルツェランに多少の彩色の剥がれがありますが欠けやヒビはなくきれいです。衣服や下着にほつれや破れはなくきれいです。フェアートショーケルに多少の塗装の剥がれがありますが欠けや割れはなくきれいでゆらゆらと稼働します。その他、多少の傷みや汚れなどありますが大変状態が良くきれいで、Good Conditionです。