フランスのリヨンから南へ50kmほど行ったセリエールの町で1826年にPhilippe Suchard(フィリップ・スシャール)が創設したスシャール社が、おそらく1950年代に販売促進用に制作した厚紙製のスシャールディヌ・ラング・ド・シャショコラ・ピュブリシテです。こちらは超レアなスシャール社のSuchardines(スシャールディヌ)という商品名のLangues de Chat(ラング・ド・シャ/猫の舌)のフォルムのショコラ(チョコレート)のお店の販売促進用のピュブリシテ(広告)として作られた販促物で、本体は厚紙に印刷された紙を貼り付けて作られていますが、本体のオール(ゴールド)の縁取りのクレーム(クリーム)の表面にはオールとロート(レッド)でSuchardinesのロゴとLangues de Chat Milka(ラング・ド・シャ・ミルカ/ミルカの猫の舌)の文字と王冠のあるマークとSuchard(スシャール)のロゴと二匹のシャ(猫)がてんとう虫が止まっているショコラをじっと見ているイラストがデザインされていてデザインクオリティーが高くてオシャレで可愛くてとてもいい感じです。また、ロゴとマークとてんとう虫とショコラには立体的なエンボス加工がしてありとても凝った作りです。可愛いシャ達のイラストを見ているだけで気持ちが優しく癒されてしまいそうなフランスで大変歴史のあるスシャール社の超レアな素晴らしい一品です。(猫のクロモは付属しません)

イラストの発色が良くとてもきれいです。写真のように左側のフチに小さな凹みからの傷みがありますが破れてはいません。裏面に台紙から剥がされたときの台紙の薄紙が少し貼り付いています。その他、多少の傷みや汚れなどありますが折れや破れはなくとても状態が良くきれいで、Good Conditionです。