Nous introduisons les marchandises belles antiquites a la mode en France.
■br-a01763 Rose Bebe Ours ロゼモヘア・テディウルス(ブルイーター内臓)
フランスでおそらく1930年代の終わり頃に製造されたブルイーター(グロウラー)が内蔵したぬいぐるみのロゼモヘア・テディウルスです。Teddy Ours(テディウルス/テディベア)は、1902年にアメリカのルーズベルト大統領が熊狩りで傷を負ったウルス(ベア)を逃がしてやったことが評判になったことで、ニューヨークの玩具店がドイツから輸入したウルスのぬいぐるみにルーズベルト大統領の愛称のTeddy(テディ)の名前を付けて売り出したのがテディウルスの始まりのようですが、世界で最初にウルスのぬいぐるみを製作したのはドイツのシュタイフ社のようです。また、フランスではテディウルスはドイツから輸入していたようですが、1914年に第一次世界大戦が勃発すると輸入ができなくなり1919年頃からフランスのPintel(パンテール)社が初めてテディウルスの製造を始めたようです。こちらは超レアなロゼ(ピンク)のモヘアで作られたテディウルスで、フランスの当時のベーシュのアラベスク模様のドンテル(レース)のリュバン(リボン)を結んでつぶらなブランフォンセ(ダークブラウン)と琥珀色のガラスの目とルージュ(レッド)の糸で刺繍されたお鼻の下のお口で優しく微笑んでいるような表情がオシャレで可愛くてとてもいい感じです。また、耳もロゼのモヘアで作られています。また、頭と胴体と前脚と後脚がジョイントされているのでいろんなポーズが楽しめますが、ジョイント部分には丸い木枠が取り付けられていてとてもしっかりとした作りです。また、頭と胴体の中は木毛が詰められているので押すとザクザクとした硬い感触がありますが、前脚と後脚にはおそらくカポック(パンヤノキの綿毛)が詰められているようなので押すと柔らかな感触があります。また、前足と後ろ足にはブランフォンセ(ダークブラウン)のフートゥル(フェルト)のパッドが付けられているのも可愛いです。また、お腹の中にはおそらくブルイーターが内蔵されているようですが、残念ながら今は鳴いてはくれません。また、布地のタグはありませんがタグは1950年代頃から付けられるようになりこの時代のぬいぐるみには厚紙製のタグが首に付けられていたようです。また、製造した会社についての詳しいことは良く分かりませんが、ベージュのドンテルのリュバンがフランスらしくてとてもオシャレですね。フランスから遥々やって来たロゼモヘアのテディウルスですが、この子が傍にいるだけで気持ちが優しく癒されてしまいそうな大変可愛い一品です。
子供達に大変人気があったようなのでロゼのモヘアに抜けが多くあります。ジョイントの内側以外はロゼのモヘアがほとんど色焼けしています。ガラスの目にキズはほとんどなく大変きれいです。お鼻とお口の刺繍に少し傷みがありますが切れはなくとてもきれいです。ジョイントに壊れはなく頭と前脚と後脚はスムーズに動きます。パッドは全てブランフォンセのフートゥルに取り替えられていてほつれや破れはなくとてもきれいです。写真のように古い時代に胸の破れがおそらくママンの手でロゼの糸で修理されています。リュバンに破れはなくとてもきれいです。ブルイーターは現状では鳴きません。その他、少し傷みや汚れなどありますがほつれや破れはなくとても状態が良くきれいで、Good Conditionです。
10,000円以上のお買い上げで送料は無料です!!
(ご注文商品の合計金額が10,000円以上になった場合には送料は無料です。また、追加のご注文でお買上げ合計金額が10,000円以上になった場合にも送料は無料です)
*商品はすべて税込価格です。
*掲載されている写真には全て著作権がありますので、無断でのご使用はお断りいたします。