ドイツの南部のシュトゥットガルトの町で1848年にフランツとグスタフ・ヴァルトバウア兄弟が創設したヴァルトバウア社が、おそらく1950年代に製造したショコラーデ(チョコレート)が入っていた厚紙製のフォルミルヒ・カッツェンツンゲンカステンです。こちらは超レアなVollmilch-Katzenzungen(フォルミルヒ・カッツェンツンゲン/猫の舌のミルクチョコレート)という商品名の猫の舌のようなフォルムのショコラーデが150g入っていた筒形のフタの付いたエルフェンバイン(アイボリー)のKasten(カステン/ボックス)で、フタの天面にはゴルト(ゴールド)色のエンボスのWaldbaur(ヴァルトバウア)のロゴとVollmilch-Katzenzungenの文字と1890年代のヴラウ(ブルー)の自動車で楽しそうにドライブしているローザ(ピンク)のクライト(ドレス)を着たメートヒェンカッツェ(ガールキャット)とヴラウのヤッケ(ジャケット)を着たユングカッツェ(ボーイキャット)が立体感のあるエンボスでデザインされていてオシャレで可愛くてとてもいい感じです。また、フタの側面にも1900年代の4台の自動車に乗ったカッツェやケッツヒェン(子猫)達がデザインされていますが、フタの側面には窓が空けられていてフタを回すと本体の側面にデザインされた6台のカッツェ達が乗った自動車が動いているように見えてとても楽しいです。また、フタにはゴルト色でWaldbaur 7 Gmbh Stuttgart(シュトゥットガルト)1, Art.-Nr. 1320, Poids Net : Inhalt 150g(内容量150g), Vollmilch-Schokolade(ミルクチョコレート), 32% Kakaobestandteile(カカオ成分32％)などと書かれています。カッツェンツンゲンはフランスではLangues de Chat ラング・ド・シャ/猫の舌)と呼ばれていてパリのパティスリー(菓子店)やオーストリアのウィーンにあるデメル社のショコラ(チョコレート)が有名です。可愛いカッツェやケッツヒェン達を見ているだけで気持ちが優しく癒されてしまいそうなドイツでとても歴史のあるヴァルトバウア社の超レアな一品です。

フタの上部のイラストとゴルト色に色褪せや汚れがありますが、その他のイラストに色褪せは少なくとてもきれいです。中はショコラーデの汚れはなくとてもきれいです。その他、多少の傷みや汚れなどありますが破れはなく状態が良くきれいで、Good Conditionです。