フランスでおそらく1920年代に製造されたポトゥリ(陶器)製のコクリコ・セルポトゥリポです。こちらは超レアな取っ手のあるフタの付いた丸みを帯びた四角いフォルムのSel(セル/お塩)を入れるために作られたキュイズィーヌ(キッチン)用のPot(ポ/ポット)で、正面にはノワール(ブラック)のSelのロゴとヴェールムース(モスグリーン)とノワールのアラベスク模様の中にブルーとロゼ(ピンク)のコクリコ(ひなげし)のお花がデザインされていてオシャレで可愛くてとてもいい感じです。また、取っ手の上部とフタのフチはノワールの縁取りがありますが、フタのパニエ(バスケット)のような取っ手も持ちやすくてとても素敵です。また、底面には 4のエンボスがあり製造会社の表示はありませんが、本体のフォルムとコクリコのお花のデザインクオリティーが高いのでフランスの技術の高い製陶所で作られたようです。また、セルのポトゥリポはフランスでも大変珍しくてやはり超レアですね。キュイズィーヌ以外にも飾りながら小物の収納に使ったりすると素敵で当時のフランス文化のゆったりとした時の流れを感じさせてくれそうです。さすがにフランスの製品は昔からデザインクオリティーが高くてエレガントな雰囲気がとても素敵ですね。コクリコのお花模様が可愛いコクリコ・セルポトゥリポです。

コクリコのお花の発色が良く大変きれいです。写真のようにフタの裏側と本体の上部のフチに多少の欠けがあります。本体の下部の脚の部分にある欠けのような窪みは製造時のもので釉薬が塗られているので欠けではありません。中は汚れがなくとてもきれいです。その他、多少の汚れなどがありますがヒビや壊れはなく状態が良くきれいで、Good Conditionです。