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■br-a01886 Digoin Sarreguemines ドンテルデコール・サルグミンヌポトゥリカフェオレボル
フランスの陶磁器製造で有名な1879年に創業したDigoin Sarreguemines(ディゴアン・サルグミンヌ)社が、おそらく1920年代に製造したポトゥリ(陶器)製のドンテルデコール・サルグミンヌポトゥリカフェオレボルです。1790年にN. H. Jacobi(ヤコビ)がフランスとドイツの国境近くのSarreguemines(サルグミンヌ)町で陶器の製造を始めたSarreguemines(サルグミンヌ)社は、ナポレオン1世が顧客となるほどの品質の高い陶器を製造していたので瞬く間にフランスで有名になったようです。ところが、1870年にサルグミンヌの町がフランス領からドイツ領となり陶器の輸出に莫大な関税が掛かるようになったので1879年に古くから陶器製造が盛んだったブルゴーニュ地方のリヨンから北西に100kmほど行ったDigoin(ディゴアン)の町にあるディゴアン社と合併してディゴアン・サルグミンヌ社となり1970年まで陶器の製造を続けていたようです。こちらは超レアなCafe au Lait(カフェオレ)を入れるために作られたBol(ボル/ボウル)で、イヴォワールー(アイボリー)の本体の外側にはブルーフォンセ(ダークブルー)でフランスらしくデザインされたシノワ(チャイナ)のような雷紋(らいもん)模様とまるでドンテル(レース)編みのようなデコール(装飾)模様がデザインされていてオシャレで可愛くてとてもいい感じです。17世紀から18世紀頃の西欧の貴族達はシノワの陶磁器に憧れてシノワズリが流行したようですが、18世紀の中頃にはロココ趣味と融合してロココ・シノワズリとなり人気は最高潮となったようです。また、底面にはディゴアン・サルグミンヌ社のマークがありますが、ノワール(ブラック)でSarregueminesの文字と王冠と三羽の鳥のイラストとSarreguemines et DigoinとFranceの表示と最初の数字かアルファベットは潰れて判読できませんが94 Uの表示があります。小物入れにしたりこのまま飾っても素敵ですが、シノワズリのデコールがとてもオシャレな素晴らしい一品です。
シノワズリの模様の発色が良くとてもきれいです。中は汚れが少なくとてもきれいです。写真のように本体のフチの外側に縦2ミリ横3ミリ位の浅い欠けと内側に縦9ミリ横17ミリと縦8ミリ横13ミリ位の欠けがあります。その他、多少の傷みや汚れなどありますが欠けやヒビはなく状態が良くきれいで、Good Conditionです。
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