Nous introduisons les marchandises belles antiquites a la mode en France.
■br-a01906 Pliant Lorgnon ナクレ&エカイユ・ピーアンロルニョン(エトゥイ付き)
フランスでおそらく1890年に製造された専用のエトゥイ(ケース)が付属した真鍮製のナクレ&エカイユ・ピーアンロルニョンです。Lorgnon(ロルニョン/柄つきメガネ)は、1780年に眼鏡技師のGeorges Adam(ジョルジュ・アダム)が発明した虫眼鏡のように手で持って使用する老眼鏡のようですが、19世紀の初め頃からはウロープ(ヨーロッパ)の貴婦人達が愛用して大変流行したようです。こちらは超レアなブルジョワの貴婦人達がブドワール(淑女の私室)や外出先で使用していたノワール(ブラック)の革のエトゥイが付属したピーア(折りたたみ式)の金メッキされた真鍮製のロルニョンで、本体の柄の上部にあるルヴィエ(レバー)を押すと重なった二枚のガラスのロンティーユ(レンズ)が開きます。また、ロンティーユの丸い枠と柄にはエンボスでアラベスク模様がデザインされていてとても素敵です。また、柄には美しく光るナクレ(白蝶貝)と褐色のエカイユ(べっ甲)が埋め込まれていてエレガントでオシャレてとてもいい感じです。また、ナクレは真珠を養殖するアコヤ貝の仲間で最大直径が30cmほどまで育つ大きな貝のようです。また、ナクレは古くから高級な貝のブトン(ボタン)やクトー(ナイフ)とフールシェット(フォーク)の柄や高級腕時計の文字盤などに多く使われているようです。また、エカイユは熱帯に棲む海ガメの一種のタイマイの甲羅を加工して作った装飾品のようです。また、ノワールの革のエトゥイの中はルージュ(レッド)の革で作られていてとても凝った作りです。今から120年以上も前に作られたロルニョンですが、当時のフランスの貴婦人達の使用する物はやはりオシャレで美しいですね。見ているだけで当時のフランスの貴婦人になったような気分にさせてくれそうな大変素晴らしい一品です。
ナクレとエカイユがとてもきれいです。写真のように片方のエカイユに縦3ミリ横2ミリ位の欠けが一箇所あります。ロンティーユにキズはなく汚れもほとんどなく大変きれいです。ルヴィエに壊れはなく押すと重なった二枚のガラスのロンティーユが開きます。革のエトゥイに多少の傷みがありますがほつれや破れはなくとてもきれいです。その他、多少の傷みや汚れなどありますが壊れはなくとても状態が良くきれいで、Good Conditionです。
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