ドイツでおそらく1940年代の終わり頃に製造されたぬいぐるみのエルフェンバインヴォレ・ベルリンベービテディベアです。こちらは大変レアな白地に赤のラインとドイツの首都のBerlin(ベルリン)の黒い文字が書かれたタスキを肩から斜めに掛けたエルフェンバイン(アイボリー)のヴォレ(ウール)で作られたベービ(ベビー)のTeddybar(テディベア)で、つぶらなおそらくシュヴァルツ(ブラック)に彩色された金属製の目にシュヴァルツの糸で刺繍されたお鼻の下のお口から赤いフィルツ(フェルト)の舌を出して微笑んでいるような姿がオシャレで可愛くてとてもいい感じです。こちらのベア達はおそらくベアと王冠でデザインされたベルリン市の紋章をイメージしてベルリンの土産物として作られたテディベアのようですが、残念ながら厚紙で作られた頭の上にあった王冠は欠損しているようです。また、頭は固定されていて胴体と前脚と後脚が針金でジョイントされているので色々な可愛いポーズが楽しめます。また、頭と胴体と脚の中には木毛が詰められているので押すとザクザクした硬い感触があります。また、布タグはありませんが、布タグは1950年代の中頃から付けられるようになりこの時代のテディベアには首に厚紙製のタグが付けられていたようです。ドイツは世界で初めて動物のぬいぐるみのを製造した国なので、やはりドイツ製のテディベアは味わいが深いですね。ベルリンのタスキを掛けたベービのテディベアが傍にいるだけで気持ちが優しく癒されてしまいそうな大変可愛いエルフェンバインヴォレ・ベルリンベービテディベアです。

エルフェンバインのヴォレに多少の色焼けがありますが抜けはほとんどなくとてもきれいです。金属製の目の彩色に少し剥がれがあります。お鼻とお口の刺繍とフェルトの舌に多少の傷みがありますが切れや破れはなくとてもきれいです。ジョイントに壊れはありません。厚紙製の王冠が欠損しています。写真のようにベービベアのタスキに多少の破れがあります。その他、多少の傷みや汚れなどありますがほつれや破れはなくとても状態が良くきれいで、Good Conditionです。