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■fr-a02759 Poupee Etagere Meuble ビスキュイプーペ・ボアエタージャムーブル
フランスでおそらく1890年代にジュモーなどのビスキュイプーペ(ビスクドール)用に製作されたボア(木)製のビスキュイプーペ・ボアエタージャムーブルです。こちらは大変珍しい超レアなヴェルニ(ニス)塗装された無垢材と合板で作られたプーペ(ドール)用の三段の棚と二つのティロワール(引き出し)のある壁掛け用のエタージャムーブル(飾り棚)で、本体の上部にはオシャレなお山のような飾り板が取り付けられていますが、上部の背面には壁掛け用の真鍮製の金具が2個取り付けてあります。また、その下の棚は4枚の縦板と3枚の横板で9個のボワット(ボックス)に仕切られていますが、縦板の上部はまるで中世の建築物の柱のようにアークス(アーチ)形に作られていてエレガントでオシャレでとてもいい感じです。また、棚の下には美しいボアトルネー(ボビンターン)の装飾的な加工がしてあるボア製の取っ手のある二つのティロワールがあり小さな小物の収納にとても便利です。また、棚の奥の板は淡いルージュブラン(レッドブラウン)のヴルール(ベルベット)のような生地が貼られていて大変凝った作りです。また、本体の背面とティロワールの箱の部分は反りがでない合板で作られています。合板は1797年に英国の海軍技術者のSamuel Bentham(サミュエル・ベンサム)がチーク材などの膨張や収縮が少ない木材を作るために発明したようですが、1860年代にフランスで製造技術が確立され1870年代には製品として製造されていたようです。現代の安価なラワン材を使用した見た目や手触りの悪い合板とは違い当時は木肌が滑らかで木目の美しいシナ材やブナ材などが使われていて当時は無垢材より高価だったようです。また、無垢材の欠点である膨張や収縮が少ないので百年以上経っても木材に反りはなくティロワールもピッタリと閉まるので驚いてしまいます。大きなサイズのビスキュイプーペ用のエタージャムーブルですが、フランスやドイツのミニョネットなどやアンティークの小物を飾るのにとても便利ですが、当時のパリのアパルトマンの雰囲気でオシャレに使いたい大変素敵な超レアな一品です。(小物は付属しません)
中世の建築物の柱のようなアークス形にデザインされた本体が大変素敵です。写真のようにヴルールと背面の合板に壁に釘で取り付けていたときの小さな穴が三箇所ありますが、虫食いの穴はありません。その他、少し傷みやヴェルニ塗装の剥がれや汚れなどありますが欠けや割れはほとんどなくとても状態が良くきれいで、Good Conditionです。
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