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■fr-a02926 J. D. Kestner エクリュドンテルブランシュローブ・ミニョネットビスキュイプーペ
ドイツのテューリンゲン州のウォルタスハウゼンの町で1805年にJohannes Daniel Kestner(ヨハネス・ダニエル・ケストナー)が創設したケストナー社が、おそらく1900年代に製作したビスキュイ(ビスク/磁器)製のエクリュドンテルブランシュローブ・ミニョネットビスキュイプーペです。ケストナー社は木製のプーペ(人形)の製作から創業したようですが、1858年にヨハネスが亡くなると孫のAdolf(アドルフ)が会社の経営を引き継ぎ1860年頃からビスキュイプーペの製作を始めたようです。ビスキュイプーペは19世紀のヨーロッパのブルジョアのマドモアゼルやマダム達の間で流行ったプーペで、フランス語のBiscuit(ビスキュイ)はお菓子のビスケットと同じように「二度焼き」が語源のようです。また、Mignonette(ミニョネット)はMignon(ミニョン/可愛い・小さい)の単語にetteの接尾辞が付いたもので、「さらに小さくて可愛い」という意味のようです。こちらは超レアな高級なモヘアの大変美しくて長いシュヴーブロン(ブロンドヘア)に、正面に縦にブランシュ(ホワイト)のアベスク模様のドンテル(レース)飾りと衿ぐりと袖口と裾にエクリュ(生成り)のドンテルのリューシュ(フリル)飾りの付いたブランシュのローブ(ドレス)を着たミニョネットのフィーユ(少女)のビスキュイプーペで、彩色されたつぶらなブルーの美しい瞳とルージュの口元で優しく微笑んでいる表情がオシャレで可愛くてとてもいい感じです。また、お顔の作りがとても上品できめ細やかな透き通ったような肌の感じがとてもいいですね。また、ローブの下にはブランシュのキュロット(ショーツ)を履いているのも可愛いです。また、足には彩色されたブルーの縁取りがあるブランシュのショセット(ソックス)にブラン(ブラウン)のショスュール(靴)を履いているのも素敵です。また、頭も体もビスキュイ製で腕と脚が針金でジョイントされていてるので色々なポーズが楽しめるのがいいですね。また、背中には5280のエンボス表示があります。ケストナー社の大きなビスキュイプーペはMade in Germany J.D.K.などの表示がされていますが、小さなミニョネットのビスキュイプーペはほとんどこちらのような表示がされているようです。まるで妖精のようなこんなに可愛くて美しいミニョネットにはなかなかお目にかかれませんが、つぶらなブルーの美しい瞳に見つめられているだけでどんどんとビスキュイプーペの世界へ引きずり込まれて行ってしまいそうな大変美しいお顔の価値ある一品です。
お顔や足の彩色に剥がれはほとんどなく発色が良くとてもきれいです。モヘアのかつらはおそらくオリジナルで傷みはほとんどなく大変きれいで頭に固定されています。写真のように左の腕に多少の汚れがあります。ジョイントに壊れはありません。ローブとキュロットはおそらく1930年代のもののようで着せながら縫われているので脱がすことはできませんが、傷みや汚れはほとんどなくほつれや破れもなく大変きれいです。その他、多少の傷みや汚れなどありますが欠けや割れはなく大変状態が良くきれいで、Good Conditionです。
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