フランスでおそらく1920年代にVerre(ヴェール/ガラス)とティッシュ(生地)で製作されたミオゾティスブルークレール・ヴェールビジューコフレです。こちらは大変レアなフタがヒンジで開閉する菱形柱のフォルムのBijoux Coffret(ビジューコフレ/宝石箱)で、本体の透明なヴェールフチはブルークレール(水色)のサテンの生地で覆うように作られています。また、フタのヴェールにはブルークレールのミオゾティス(忘れな草)のお花が手書きで描かれていてエレガントでオシャレで可愛くてとてもいい感じです。また、フタにはブルークレールのティッシュのリュバン(リボン)が四つ付けられているのも素敵です。また、フタと本体の正面にはブルークレールのヴェールのペルル(ビーズ)と糸で作られた留め具が付けられています。また、フタを開けると中の底面にはイヴォワール(アイボリー)のおそらくソワ(シルク)のティッシュを琥珀色のブトン(ボタン)で留めた中綿が入ったエレガントなクシネ(クッション)が敷かれてビジュー(ジュエリー)が傷つかないように作られています。また、クシネの中央にはヴェール製のルージュのビジュー(宝石)が付けられていてとても凝った作りです。また。底面にもヴェール製のオランジュ(オレンジ)のペルルの脚が四個付けられています。また、本体の五面が透明なヴェールで作られているのでどの角度からでも中に入れたビジューが見えるのでとてもオシャレですが、ビジューコフレに入れるとどんなビジューも高価なものに見えてしまうのが不思議ですね。また、当時のフランスのビジューコフレは使いやすいだけでなく装飾品のように美しくてオシャレなのでお部屋にあるだけで素敵ですね。当時のパリに住むブルジョアのマドモアゼルやマダム達の気分でオシャレに使いたい大変素晴らしい一品です。

お花のイラストの発色が良くとてもきれいです。ガラスに欠けやヒビはなくとてもきれいです。ティッシュにほつれや破れはなくとてもきれいです。その他、多少の傷みや汚れなどありますが壊れはなくとても状態が良くきれいで、Good Conditionです。