ドイツでおそらく1910年代に シトリンとズィルバー(シルバー)で制作されたヘルゲルブシトリン・ズィルバーアンヘンガーです。こちらは超レアなおそらく天然のヘルゲルブ(ペールイエロー)のCitrine(シトリン/黄水晶)のズィルバーで作られたAnhanger(アンヘンガー/ペンダント)で、ディアマントシュニット(ダイヤモンドカット)されたヘルゲルブの神秘的な色合いがエレガントでオシャレでとてもいい感じです。また、ズィルバーのアンヘンガーの石座の上部はアールヌーヴォーの美しいローゼ(ローズ)のお花のレリエフ(レリーフ)で作られているのも素敵ですが、アンヘンガーの周りはオシャレな直線的なアールデコのディアマント(ダイヤモンド)模様のレリエフで作られています。また、側面はV字のようなデザインで作られていて大変凝った作りです。また、11月の誕生石のシトリンは、古くから宝飾品として重宝されているようですが、富や繁栄をもたらす「幸運の石」とも呼ばれているようです。また、天然のシトリンの産出はとても少ないようですが、シトリンといわれているものは現代ではアメジスト(紫水晶)を加熱して黄色にしたものがほとんどのようです。天然のシトリンはマグマの熱を受けて自然に黄色に変化したもののようです。また、本体にはズィルバーのケッテ(チェーン)が付けられていますが、アンヘンガー部分には800の刻印があるので800は純銀の含有率が80.0%の純度のズィルバー製品のことのようです。また、ケッテ部分にはアラベスク模様のレリエフと835とFBNのよな刻印がありますが、835は純銀の含有率が83.5%の純度のズィルバー製品のことのようです。昔から人々を魅了してきたヘルゲルブシトリンの大変美しい一品です。

ヘルゲルブシトリの深い輝きがとてもきれいです。ズィルバーケッテに壊れはなくとてもきれいです。その他、僅かなキズや汚れなどありますが大変状態が良くきれいで、Good Conditionです。