フランスにあるB. B.社がおそらく1930年代に製造したホウロウ製のロゼローズギルロンドブルー&ブランシュカフェティエールです。B. B.社はフランス人の兄弟がオーストリアでホウロウ製品の製造販売を始めたB. F.社が始まりで、その後チェコスロバキアやフランスで製造するようになり社名をB.B.社と改称したようです。カフェは1800年頃にフランス人のドゥ・ベロワがドリップ式のCafetiere(カフェティエール/コーヒーポット)を考案してそれまでの煮出し抽出から現在のように濾して抽出する方法が発明されカフェの風味が格段に良くなったようです。こちらは大変レアな中央部分が高く盛り上がったフタの付いたフランス式の二段のカフェティエールで、フタと本体には爽やかなブランシュ(ホワイト)地にブルーのエンボスの縦縞柄がデザインされています。また、本体の上部には可愛いロゼのローズのギルロンド(ガーランド/花飾り)のパターンがデザインされていてエレガントでオシャレでとてもいい感じです。また、底面にはB. B.社のマークと8とB. B.と17651 Depose(登録商標)と大きな8の表示があります。こちらと同じシリーズにはSel Boite(セルボワット/ソルトボックス)やPot a Lait(ポアレ/ミルクポット)やSucre(シュクレ/シュガー)、Farine(ファリーヌ/小麦粉)、Cafe(カフェ/コーヒー)、Pates(パッツ/パスタ)、Chicoree(チコリー)、Poivre(ポワブル/ペッパー)などのPot(ポ/ポット)もあるので全部揃えるとフランスの家庭のキュイズィーヌ(キッチン)にいるようで素敵で楽しいですね。1930年代のフランスのホウロウ製品の優しさと素晴らしさを実感させてくれそうな美しいロゼローズギルロンドブルー&ブランシュカフェティエールです。

ローズのイラストとブルーの縦縞柄の発色が良くとてもきれいです。フタの取っ手とフチと下部と上段のポの上部のフチと下段のポの上部のフチと持ち手と底面に多少のホウロウの剥がれた部分にサビ止めのブルーとブランシュの塗料がとてもきれいに塗られています。中の多少のホウロウの剥がれた部分にブランシュの塗料がとてもきれいに塗られています。その他、多少のホウロウの剥がれやキズやサビや汚れなどありますがとても状態が良くきれいで、Good Conditionです。(塗料が塗られていますので火にかけてのご使用はできません)