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■fr-a03369 Japy Freres ロゼ&ランシュオンブレ・セルボワット
フランスで1806年にフレデリック・ジャピーの息子達が創設したJapy Freres(ジャピーフレール)社が、おそらく1910年代から1920年代の初め頃に製造したホウロウ製のロゼ&ランシュオンブレ・セルボワットです。ジャピーフレール社はフランスでオルロージュ(時計)の製造で有名な父親のフレデリック・ジャピーから事業を受け継いだ三人の息子達の会社でカフェムーラン(コーヒーミル)、マシーヌ・エクリール(タイプライター)、ホウロウ製品、事務機器の製造で有名ですがフレールは兄弟という意味のようです。こちらは超レアなキュイズィーヌ(キッチン)用の真鍮製のヒンジの留め金で開閉するおそらく栗材のような良質な無垢材のフタの付いたブランシュ(ホワイト)にロゼ(ピンク)のオンブレ(グラデーション)が美しいSel(セル/塩)を入れるために作られたボワット(ボックス)で、本体の正面には動きのある影が付いたノワール(ブラック)の書体でSelの文字がデザインされていてエレガントでオシャレでとてもいい感じです。また、本体にはブルーフォンセ(ダークブルー)の縁取りがされているのも素敵です。また、木製のフタの先端がフタを開けやすいように丸く少し尖っているように作られていますが、片手でフタを開けるときに使いやすいだけでなくデザインクオリティーも高いですね。また、上部にはクロシェ(フック)穴がありますが、フランス料理はセルを頻繁に使うため片手で取りやすいようにセルボワットはほとんど壁に掛けて使われていたようです。また、セルボワットはセルを入れていたのでサビやすくフタや留め金のないものやサビで本体の底に穴があいたりとコンディションの良いものはとても少ないようです。こちらは古い時代に向かって右側の真鍮製のヒンジの留め金が壊れたようですが、おそらく職人の手でほとんど壊れたのが分からないくらいにきれいに修理されていますが、セルボワットのフタは料理人にはとても重要だったのですね。また、使い込まれたフタの色合いがとても素敵です。フランスでもジャピーフレール社の木製のフタが残っているセルボワットは入手が大変難しくなってきていますが、壁に掛けてキッチンの小物入れや植物などを飾っても素敵で工夫次第でいろいろと楽しく使えそうなフランスのホウロウ製品の美しさと素晴らしさを実感させてくれそうな大変価値ある超レアな一品です。
ロゼとブランシュの発色が良くとてもきれいです。中に少し汚れやサビがありますが、その他はホウロウの剥がれが少なく大変きれいです。写真のように向かって右側のフタのヒンジの留め金が修理されています。フタに乾燥から自然にできたヒビ割れが多少ありますが、反りや虫食いの跡はなくとてもきれいです。その他、多少の傷みや汚れがありますがサビは少なく大変状態が良くきれいで、Good Conditionです。
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