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■fr-a03393 Max Roesler ファイルヒェン・ポルツェランライストプフ
ドイツのフランクフルトから東へ110kmほど行ったRodach(ロダッハ)の町で1894年にMax Roesler(マックス・ローズラー)が創設したマックスローズラー社が、おそらく1910年代に製造したポルツェラン(磁器)製のファイルヒェン・ポルツェランライストプフです。こちらは超レアなエルフェンバイン(アイボリー)のフタ付きのReis(ライス/米)を入れるために作られたなキュッヒェ(キッチン)用のトプフ(ポット)で、紋章のようなフォルムのフタの中央にはアールヌーヴォーのアラベスク模様の美しいレリーフと取っ手が輪のように作られていてゴルト(ゴールド)のトリムもオシャレですね。また、本体の下部にもアラベスク模様の美しいレリーフがデザインされていてとても凝った作りです。また、本体の正面にはシュヴァルツ(ブラック)の格調高いカリグラフィー書体のロゴでReisのロゴがデザインされていますが、フタと本体には美しい可憐なファイルヒェン(スミレ)のお花もデザインされていてエレガントでオシャレで可愛くてとてもいい感じです。また、右と左の側面は違うイラストのファイルヒェンのお花がデザインされているのも素敵ですね。底面にはおそらくマックスローズラー社のトレードマークのHedge Rose(ヘッジローズ/生け垣のバラ)と1198のエンボスとシュヴァルツ色で573B 23Yの表示があります。また、ブラウ(ブルー)の楕円形の中にPeter Leisten, Aachenと書かれたマークの表示がありますが、マックスローズラー社の製品はオランダとベルギーの国境に近いアーヘンの町で多く作られているので、おそらくこちらの製品はペーター・ライスンという製磁所で作られたようです。ヨーロッパの磁器製品の製造は17世紀頃にジャパンから輸入された「伊万里」などの磁器製品が王侯貴族達の間で大変な人気となったようですが、その後18世紀の初頭にはドイツの有名なマイセンが独自の磁器の製造に成功したようです。こちらもマイセンに負けないような繊細な作りの古いライストプフなので、キュッヒェで使うのもいいですが飾りながら小物の収納に使うのがオシャレです。マックスローズラー社のポルツェラン製品はフェアギスマインニヒト(忘れな草)やローズのお花がデザインされたものが多いですが、ファイルヒェンのお花がデザインされたポルツェラン製品は大変入手が難しくやはり超レアですね。この機会を逃すともうお目にかかれないような百年以上も前にドイツのアーヘンの町で作られたエレガントでオシャレな大変価値ある素晴らしい一品です。
ファイルヒェンのイラストの発色が良くとてもきれいです。中に多少の汚れがありますがとてもきれいです。その他、僅かな傷みや彩色の剥がれや汚れなどありますが欠けやヒビはなく大変状態が良くきれいで、Good Conditionです。
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