フランスでおそらく1920年代頃に製造されたDemi - Porcelaine(ドゥミ・ポルスレーヌ/半磁器)製のイロンデール・ドゥミ・ポルスレーヌカフェオレボルです。ドゥミ・ポルスレーヌは土と石の両方を混ぜた原料を使って作られた半磁器で炻器(せっき)ともいわれているもののようです。また、ドゥミ・ポルスレーヌはポトゥリ(陶器)の柔らかい優しい雰囲気とポルスレーヌ(磁器)の白さと硬い性質の両方を合わせ持った器のようです。こちらは超激レアなCafe au Lait(カフェオレ)を入れるために作られたBol(ボル/ボウル)で、本体の外側には青い空を楽しそうに飛んでいる八羽のブルーフォンセ(ダークブルー)のイロンデール(ツバメ)がデザインされていてオシャレで可愛くてとてもいい感じです。また、底面には9の数字の表示がありますが、その他は判読できません。また、製造した会社についての詳しいことは良く分かりませんが、技術の高い製陶所で作られたようです。イロンデールの陶器や磁器製品はフランスでも大変人気が高くてコレクターズアイテムとなっていますが、カフェオレボルは大変珍しくてやはり超激レアですね。まだまだ十分に使えそうですが、小物入れにしたりこのまま飾っても素敵です。見ているだけで楽しそうに青い空を飛んでいるイロンデールに気持ちが優しく癒されてしまいそうな超激レアな大変素晴らしい一品です。(ブルーの色合いは実物ではもう少し濃いブルーです)

イロンデールの発色が良く大変きれいです。中は多少の汚れがありますがとてもきれいです。写真のように本体の上部のフチに縦4ミリ横7ミリ以下の浅い小さな欠けが少しあります。また、27ミリ位のヒビが一箇所あります。底面の高台部分に幅30ミリのヒビと小さな欠けと28ミリ位のヒビがありますが、表面だけのヒビで中は割れていません。その他、多少の傷みや汚れなどありますがとても状態が良くきれいで、Good Conditionです。