フランスでおそらく1890年代にミニョネット用にロタン(ラタン)やソワ(シルク)のリュバン(リボン)などで製作されたロゼ&ブルーリュバン・パックウフロタンパニエです。こちらは超激レアなPaques(パック/イースター)のミニョネットなどの飾り付け用にロタンとおそらくソワのロゼ(ピンク)とブルーにブランシュ(ホワイト)が混ざったリュバンのオジェ(編み込み)で作られた金属製のヒンジでフタが開け閉めできるOeuf(ウフ/卵)のフォルムのPanier(パニエ/バスケット)で、フタの上部の中央にはロタンにブルーとブランシュのリュバンが巻かれています。また、フタと本体の正面にはロタンの留め具が付けられています。また、フタを開けるとフタの裏側と本体の中は木綿のブルークレール(水色)の生地が張られていますが、本体のフチにはエクリュ(生成り)のアラベスク模様のドンテル(レース)のリューシュ(フリル)飾りが付けられていてオシャレで可愛くてとてもいい感じです。また、ブルークレールの生地にはブルークレールのリュバン結び飾りが付けられているのも素敵です。また、本体の底面にはブルーとブランシュのリュバンが巻かれた高台も付けられていてとても凝った作りです。また、ブルークレールの生地にはいくつか紐が取り付けられていた跡があるので、おそらくラパン(ウサギ)の耳を付けたミニョネットやミニョネットの小物や子羊などが取り付けられていたようです。とても素敵なパック用のウフロタンパニエですが、パック以外にも工夫次第でミニョネットや小さなテディウルス(テディベア)を色々と楽しく飾れそうですね。見ているだけでパックの日が待ち遠しくなってしまいそうな大変素敵な超激レアなロゼ&ブルーリュバン・パックウフロタンパニエです。(ミニョネットは付属しません)

ロタンの木肌がとてもいい雰囲気です。持ち手と留め具とヒンジと高台に壊れはなくフタはスムーズに開閉します。リュバンとドンテルとブルークレールの生地に多少の傷みがありますが破れはなくとてもきれいです。虫食いの跡はなくとてもきれいです。その他、多少の傷みや汚れなどありますがロタンの欠けや割れや壊れはなく大変状態が良くきれいで、Good Conditionです。