ドイツで1880年にマルガレーテ・シュタイフが創設したシュタイフ社が、おそらく1940年代に製造したぬいぐるみのベージュゲルプ&シュヴァルツ・スコティッシュテリア・アウフ・ロレンです。1860年代頃にマルガレーテが二人の姉達と自宅の二階で洋裁店を始めましたが、1880年に甥や姪のために制作した小さなゾウのぬいぐるみが評判になって行列ができるほど売れたので洋裁店からぬいぐるみの製造会社に変えたことがシュタイフ社の始まりのようです。こちらは超激レアな木製の4個の赤い車輪の付いた木製の台に乗ったベージュゲルプ(ベージュイエロー)のヴォレ(ウール)で作られたスコティッシュテリアのまだ小ちゃな子犬のTerrier auf Rollen(テリア・アウフ・ロレン/車輪に乗ったテリア/プルトイ)で、首には引っ張って遊べるように革製の引き紐と一体になった首輪をしていてとても作りがいいですね。また、シュヴァルツ(ブラック)のヴルール(ベルベット)のような生地で作られた垂れた耳と細長いお顔のつぶらなドンケルブラウン(ダークブラウン)と琥珀色のガラス)の目とシュヴァルツの糸で刺繍されたお鼻の下のお口で楽しそうに微笑んでいる姿がオシャレで可愛くてとてもいい感じです。また、お尻の上にピンと立った短いシッポも可愛いですね。また、頭と体の中はおそらく木毛が詰められていて押すとザクザクとした硬い感触があります。また、戦争があったので耳には元からシュタイフ社のクノップフ(ボタン)と布タグは付けないで作られたようです。まだ小さな子犬なのにScottish Terrier(スコティッシュテリア)は猟犬のようで性格は頑固ですがとても愛情深い犬のようですが、この子も大きくなったら勇敢な猟犬になるのでしょうか。シュタイフ社のテリア・アウフ・ロレンは大変珍しくてとても人気が高くて高価なアイテムですが、革紐を引っ張ってあげると嬉しそうについてくるとても可愛い大変価値ある一品です。

ヴォレに抜けはほとんどなくとてもれいです。ガラスの目にキズや欠けやヒビはなく大変きれいです。お鼻とお口の刺繍に多少の傷みがありますが切れはなくとてもきれいです。ヴルールの耳に色褪せは少なくとてもきれいです。革製の引き紐と首輪に多少の傷みがありますが切れはなくとてもきれいです。木製の台と車輪に欠けや割れはなくスムーズに回転します。その他、多少の傷みや汚れなどありますがほつれや破れはなく大変状態が良くきれいで、Good Conditionです。