オーストラリアのシドニーから南へ10kmほど行ったニューサウスウェールズ州のアーンクリフの町で1943年に創設されたMarquis(マーキス)社が、おそらく1950年代に製造したハードプラスチック製のマーキスパステルブルー&アイボリーホワイトソルトボックスです。マーキス社はプラスチック製品の製造で有名ですが、キッチン製品の他にもプラスチック製のチャイルド用のトイ製品の製造でも有名です。こちらは超レアなソルトを保存するために作られたヒンジで開閉するフタの付いたパステルブルーとアイボリーホワイトのSalt Box(ソルトボックス)で、パステルブルーの本体の正面にはSalt(ソルト/お塩)と書かれたアイボリーホワイトの立体のスパゲティロゴが貼り付けられていてオシャレで可愛くてとてもいい感じです。また、フタと本体の左右には強度を上げるために3本のエンボスラインが縦にデザインされているのも素敵です。また、背面の上部のお山のような飾り板に中央には壁掛け用のフック穴があるので壁に掛けて使っても便利です。また、本体の底面にはMarquis(マーキス/侯爵) Aust.(Australia) MW/70 1のエンボスがあるのもいいですね。マーキスやナリー社などの立体の貼付けロゴは長年の使用から折れたり欠けたりした製品が多いですが、こちらは折れて欠損している部分はなくて大変きれいです。また、オーストラリアやアメリカでもスパゲティロゴのソルトボックスは以前よりもどんどん人気が高くなってきているようなので入手がとても難しく高価な製品になってきているようですが、デザインがオシャレで可愛いので仕方ないのかも知れませんね。まだまだソルトボックスとして十分に使えそうですが、キッチンの小物の収納など工夫次第でいろいろと楽しく便利に使えそうですね。当時のオーストラリアやアメリカのママ達に愛されたオシャレで可愛いマーキスパステルブルー&アイボリーホワイトソルトボックスです。

写真では分かりづらいですが本体の背面の飾り板の向かって左端のヒンジ近くに縦に9ミリ位のヒビがありますが接着剤できれいにリペアされていて強度には全く問題ありません。立体ロゴに欠けや折れはなく大変きれいです。フタはスムーズに開閉します。パステルブルーの発色が良く中もとてもきれいです。その他、多少のキズや汚れなどがありますが欠けやヒビはなくとても状態が良くきれいで、Good Conditionです。