■ot-a00971 Raphael Tuck & Sons リトルレッドライディングフード・ダイカットスクラップ
ロンドンのBishopsgate(ビショップスゲート)で1866年にRaphael Tuck(ラファエル・タック)と彼の妻が創設したRaphael Tuck & Sons(ラファエル・タック&サンズ)社が、おそらく1890年代に製作した厚紙製のリトルレッドライディングフード・ダイカットスクラップです。ラファエル・タック&サンズ社は写真とグリーティングカードとポストカードなどの販売をしていましたが、1893年にヴィクトリア女王陛下の王室御用達の会社となっているようです。また、1900年代のイギリスではポストカードブームで会社はとても発展したようです。こちらは超レアなLittle Red Riding Hood(リトルレッドライディングフード/赤ずきんちゃん)の楽しいお話のイラストがデザインされたDie-cut Scrap(ダイカットスクラップ)で、ブルーとホワイトのエプロンドレスに赤いライディングフードを着て焼き菓子が入ったバスケットときれいなお花を持ったリトルレッドライディングフードの姿がオシャレで可愛くてとてもいい感じです。また、カードは立体的なエンボス加工がしてありとても凝った作りです。また、イラストは全て特色インクを使った高価な石版印刷で刷られているのでイラストの発色が良く大変きれいです。また、リトルレッドライディングフードのカードの裏面にはLittle Red Riding Hoodのロゴと下部にはラファエル・タック&サンズ社のマークがあります。また、その下の最初の単語は判読できませんがto Her Majesty The Queen(女王陛下の王室御用達)と書かれているようです。また、Raphael Tuck & Sons(ラファエル・タック&サンズ) London, Paris & New York, Designed a, The Studios in England and Printed at The Fine Art Works in Germany(デザインはイギリスのスタジオで印刷はドイツのファインアートワークス社)と書かれていますが、会社はロンドンとパリとニューヨークにもあったようです。リトルレッドライディングフードのお話はフランス人のCharles Perrault(シャルル・ペロー)が1697年に出版した「ペロー童話集」の中にありますが、1812年頃にドイツ人のグリム兄弟がチャイルド達のために可愛くリメイクしてから有名になったようです。見ているだけでリトルレッドライディングフードのメルヘンの世界に引きずり込まれてしまいそうな超レアなヴィクトリア女王陛下の王室御用達会社の大変価値ある素晴らしい一品です。
イラストの発色が良く大変きれいです。その他、多少の傷みや汚れなどがありますが折れや破れはなく大変状態が良くきれいで、Good Condition です。
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