イギリスでおそらく1970年代の終わり頃に製造されたほとんど未使用のゴールドメッキされた真鍮製のレッドライディングフード&ウルフ・チャイルドラペルピンです。英国ではLapel Pin(ラペルピン)、アメリカなどではPins(ピンズ)やPin Badge(ピンバッジ)と呼ばれているバッジは、ジャケットの(ラペル)襟にあるフラワーホールにピン(針)を通してバタフライクラッチと呼ばれる留め具で固定するアクセサリーのことのようです。こちらは大変レアなRed Riding Hood(レッドライディングフード/赤ずきんちゃん)の楽しいお話のシーンがデザインされたチャイルド用のLapel Pin(ラペルピン)で、本体の表面には森の家に住んでいる病気のおばあさんにバスケットに入った焼き菓子と葡萄酒瓶を届けに行く途中の道で親切そうな悪いウルフ(オオカミ)に出会ったレッドライディングフードが立体的なレリーフと色鮮やかな彩色でデザインされていてオシャレで可愛くてとてもいい感じです。また、レッドライディングフードとウルフのレリーフは細部までとても丁寧に作られています。また、ゴールドの裏面はラペルピンが回転しないようにワッフルのようなエンボス加工がしてあります。また、ビンとバタフライクラッチの留め具があります。レッドライディングフードのお話はフランス人のCharles Perrault(シャルル・ペロー)が1697年に出版した「ペロー童話集」の中にありますが、1812年頃にドイツ人のグリム兄弟がチャイルド達のために可愛くリメイクして有名になったようです。当時はチャイルドのラペルピンですがさり気なく大人が身に付けてもオシャレで可愛い大変レアなレッドライディングフード&ウルフ・チャイルドラペルピンです。

彩色とゴールドメッキに剥がれはなく大変きれいです。ビンとバタフライクラッチの留め具に壊れはありません。その他、傷みやや汚れはほとんどなく大変状態が良くきれいで、Good Conditionです。