フランスでおそらく1950年代に製造された木綿製のル・プティシャペロンルージュ&ルー・ガロンティセです。こちらは大変レアなブランシュ(ホワイト)地にルージュ(レッド)、ブルー、ヴェール(グリーン)の糸で織られたGalon Tisse(ガロンティセ/織り縁飾り)で、本体には森の家に住んでいる病気のおばあさんにパニエ(バスケット)に入ったガトー(焼き菓子)と葡萄酒を届けにいく途中の道で親切そうな悪いルー(オオカミ)に出会ったル・プティシャペロンルージュのイラストがデザインされていてオシャレで可愛くてとてもいい感じです。また、悪いルーに騙されておばあさんのためにきれいなお花を摘んでいたようですが、空を飛んでいる青い鳥が心配そうに見ているようです。おそらくアンファン(チャイルド)達のローブ(ワンピース)の襟や袖や裾やサーク(バッグ)などのお飾り用に作られたもののようです。ル・プティシャペロンルージュのお話はフランス人のシャルル・ペローが1697年に出版した「ペロー童話集」の中にありますが、1812年頃にグリム兄弟がアンファン(チャイルド)達のために可愛くリメイクして有名になったようです。飾っても使ってもとても可愛いル・プティシャペロンルージュ&ルー・ガロンティセです。

ガロンティセの発色が良くて大変きれいです。その他、僅かな汚れなどありますがほつれや破れはなく大変状態が良くきれいで、Good Conditionです。