■se-a00477 Toile de Jouy ママン&アンファントワル・ド・ジュイティッシュ
フランスでおそらく1970年代頃に製造された木綿のティッシュ(生地)のママン&アンファントワル・ド・ジュイティッシュです。Toile de Jouy(トワル・ド・ジュイ/西洋更紗)はパリから西へ10kmほど行ったイヴリーヌ県のJouy-en-Josas(ジュイ・アン・ジョザ)の町で1760年頃にドイツ人からフランス人に帰化した染織家のChristophe-Philippe Oberkampf(クリストフ・フィリップ・オーバーカンプ)が製作を始めたようですが、図案はロココ様式の牧歌的な絵を描いたJean-Baptiste Huet(ジャン・バプティスト・ユエ)などの画家達が制作していたようです。また、オーバーカンプの工場はヴェルサイユ宮殿の近くにあったのでフランス国王ルイ16世の王妃のマリー・アントワネットは、抒情豊かな人物や動物や植物や風景や神話や天使などが描かれたトワル・ド・ジュイに魅了されていたようです。また、オーバーカンプは1783年にルイ16世から王室製造業者の称号を与えられたようです。こちらは大変レアなトワル・ド・ジュイの柄がデザインされたイヴォワール(アイボリー)のティッシュで、本体には橋のある川岸の木の下で鶏に餌をやりに来たママン(ママ)とアンファン(子供)、川で洗濯をしている二人のマダム、倒木の枝を掴んで牛を見ているアンファンとママン、シェーヴル(ヤギ)の世話をしているママンや風車やお屋敷の門の跡などがローズルージュ(ローズレッド)色でデザインされていてエレガントでオシャレで可愛くてとてもいい感じです。おそらくインテリア用に製造されたしっかりとした張りのある生地ですので、カフェリドー(カフェカーテン)やナップ(テーブルクロス)やウゥース・ドゥ・クッサン(クッションカバー)やウゥース・ドゥ・オレイエ(枕カバー)などを作ってもオシャレで可愛いですね。ロココ調のデザインのトワル・ド・ジュイの柄の生地を見ているだけで牧歌的な優しい気分にさせられてしまいそうなママン&アンファントワル・ド・ジュイティッシュです。(実物のローズルージュの色合いは写真よりもう少し濃い色です。)
イラストの発色が良く大変きれいです。その他、多少の傷みや色褪せや汚れはありますがほつれや破れはなくとても状態が良くきれいで、Good Conditionです。
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